教会旋法の一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/12 09:22 UTC 版)
第一旋法:ドリア旋法 第二旋法:ヒポドリア旋法 第三旋法:フリギア旋法 第四旋法:ヒポフリギア旋法 第五旋法:リディア旋法 第六旋法:ヒポリディア旋法 第七旋法:ミクソリディア旋法 第八旋法:ヒポミクソリディア旋法 教会旋法はまず終止音(finalis)によって4つに分類される。そしてそれぞれが音域(ambitus)によって終止音から高くまで上がる正格(authenticus)とあまり上がらない変格(plagalis)の2つに分けられる。例えば、ドリア旋法はニ音を終止音とする正格旋法であり、ヒポドリア旋法はその変格旋法である。 イ、ロ、ハ音を終止音とする旋法が無いのはオクトエコスの組織にそれが無かったためである。それらは、後にエオリア旋法、ロクリア旋法、イオニア旋法として追加された。 各旋法の名称には、古代ギリシアの旋法と同じものを使用しているが、両者はまったく別物である。教会音楽ではギリシア名は一般に使用されず、主に番号を用いるが、現代の音楽理論の教科書ではギリシア名が主に用いられている。
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