教会暦との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 05:54 UTC 版)
正教会(のみならずキリスト教の多くの諸教派も同様であるが)の教会暦において、日没が一日の区切りとなる。従って日没に行われる奉神礼である晩課は翌日の始まりと位置付けられる。 該当する「断酪の主日」も教会暦上は日没までであるが、正教会にも一般の暦と同様に深夜までを「主日」と数える表記は存在するため、日曜日全体を「赦罪の主日」と呼ぶ表記も行われている。 教会の伝統上は、ハリストスの復活を記念する主日は土曜日の日没から日曜日の日没までなのであり、祈祷内容・精神的意義付けとしても土曜日の日没から日曜日の日没までに行われる奉神礼に救世主の復活に関る祈祷文が当てられているのであるが、祈祷書などには便宜的に、日曜日の夜に行われる奉神礼(つまり教会暦上も内容上も「月曜日」の奉神礼)の頁に「主日の晩課」といった表記がなされている。これらの表記については混乱しやすく注意を要する。
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