故事の由来とは? わかりやすく解説

故事の由来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 23:34 UTC 版)

臥薪嘗胆」の記事における「故事の由来」の解説

史記』によると、紀元前6世紀末、呉王闔閭先年攻撃受けた復讐として越に侵攻した敗れて自らも負傷し、まもなくその傷がもとで病死した。闔閭後継者夫差に「必ず仇を取るように」と言い残し夫差は「三年以内に必ず」と答えた夫差はその言葉通り国の軍備充実させ、自らはの上で寝ることの痛みでその屈辱思い出した臥薪、この記述は『史記』には存在せず、『十八史略』で付け加わっている)。 まもなく夫差は越に攻め込み、越王勾践の軍を破った勾践部下進言に従って降伏した勾践夫差馬小屋番人にされるなど苦労重ねたが、許されて越に帰国した後も民衆と共に富国強兵励み、その一方で苦い胆(きも)を嘗(な)めることで屈辱忘れないようにした(嘗胆)。その間強大化したことに奢った呉王夫差覇者目指し各国盛んに兵を送り込むなどして国力疲弊させた上、先代闔閭以来尽くしてきた重臣伍子胥処刑するなどした。ついに呉に敗れて20年後、越王勾践満を持して呉に攻め込み夫差の軍を大破した夫差降伏しようとしたが、条件とした王への復帰勾践認めなかったために自殺した

※この「故事の由来」の解説は、「臥薪嘗胆」の解説の一部です。
「故事の由来」を含む「臥薪嘗胆」の記事については、「臥薪嘗胆」の概要を参照ください。

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