攻撃対象の事例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 02:04 UTC 版)
法律で着用を義務付けられていないマスクを着用していないことを批判する。NHKアナウンサーの桑子真帆が写真週刊誌にスクープされた際に、マスクをしていなかったことが非難の対象とされた。 自粛をしなかった、あるいは自粛をしていないと勘違いされた店舗。千葉県の菓子商店では、3月下旬から既に休業しているにも関わらず、「コドモアツメルナ。オミセシメロ」という貼り紙をされた。 行政からの要請に従って営業をしていたバー飲食店が「この様な事態でまだ営業するのですか?」「自粛してください。次発見すれば、警察を呼びます」といった貼り紙をされた。 居酒屋飲食店が「本日自粛」という貼り紙を掲示したところ、何者かによって「そのまま辞めろ!」「潰れろ」「死ね」などの差別的用語句がその貼り紙に書き込まれていた。 休業要請をあくまで自主的なものと考え営業を継続した店舗に対する押しかけ行為が目立った。特に営業を続けた一部の店舗に対する反感などが挙げられる。ただし、集団感染のクラスター(発生源)となった事例は2020年7月現在まで確認されていない。 旅行者と勘違いされた人。 帰省者。 他府県ナンバーの自動車。県外ナンバーの車が傷をつけられる、あおり運転をされるなどの被害が相次いだ。 県外ではあるものの、隣接しており生活圏が同一である住民の車のナンバープレートが曲げられたり車に傷をつけられるなどの被害が相次いだ。 各地で自衛のため「県内在住者です」と書かれたステッカー(県内在住ステッカー)が売られ、行政が「県内在住証明書」を発行するような事態まで生じた。しかし、これが却って差別を助長するのではないかとも指摘されている。 2021年4月-神奈川県道で約2.7 kmにわたって他県ナンバーの車にあおり運転をしたとして、容疑者を書類送検する方針を固めた。警察の調べに対し容疑者は、「残業が続いて疲れていた。コロナ禍なのに、県外ナンバーの車だったのでイライラしてやってしまった。」と供述している。 公園で遊ぶ子供。 日本相撲協会および相撲部屋に、自粛期間中に力士が外出していたという投書が相次いだが、そのほとんどが無記名かつ事実無根なものであり、ちゃんこの買い出しに行っただけの力士が報告された例もあった。
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