改造形式・区分番台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 21:38 UTC 版)
「国鉄583系電車」の記事における「改造形式・区分番台」の解説
サロネ581-1 公式側方向幕左下が喫煙席 サロネ581-6 非公式側 サロネ581形 Tns:座席定員60人(4人掛ボックス×15)・寝台定員30人(2段×15) 自重:35.3 t 1985年3月、急行「きたぐに」に本系列を充当することになった際、同列車はA寝台の需要が高いことから、同年2月から3月にかけてサハネ581形6両をA寝台車化する以下の改造が施工された。 車内 下段 上段 元々のプルマン式3段寝台の上段および中段を撤去し、新たに上段を新設して2段寝台化。これにより寝台定員28人(Tns:2段×15)となった。 寝台使用時の明かり窓も2段化のため中段分の1列を撤去。 モケットをA寝台用の緑系色に変更(オリジナルは青)。 後位側の乗務員室前の1ボックスを喫煙席に変更。 座席背もたれの上部に備わる仕切を完全に固定化。 昼間使用時は、普通座席車として使用される。 2007年に2、2010年に3・6が廃車。残存した車両も「きたぐに」臨時列車化による編成変更により、2012年までに全車廃車・廃形式となった。 サロネ581形改造一覧車両番号 種車 改造施工 落成日 1 サハネ581-25 広島工場 1985.03.20 2 サハネ581-48 幡生工場 1985.02.26 3 サハネ581-49 1985.03.30 4 サハネ581-50 1985.02.20 5 サハネ581-55 広島工場 6 サハネ581-56 幡生工場 1985.03.30 サロ581形100番台 車内 サロ581形100番台 1989年(平成元年)にJR西日本が「シュプール号」用として、サロ581形に以下の改造を施工した区分番台である。 車端部の座席を前後3列撤去してサロンとテーブルを設置。 トイレ・洗面所を撤去して車販準備室とリネン室を新設。 座席定員は24人(Ts1:4列×6)に半減。 「シュプール号」のみならず「きたぐに」でも運用されたが、2010年までに全車廃車・廃区分番台となった。 サロ581形100番台改造一覧車両番号 種車 改造施工 落成日 廃車日 101 サロ581-12 吹田工場 1989.12.20 2010.08.20 102 サロ581-27 1989.10.15 2007.06.06 103 サロ581-34 1989.12.20 2010.03.31
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