授与の要件
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1941年/1942年東部戦線冬季戦記章は、1941年11月15日から1942年4月15日にかけて東部戦線での戦闘に従軍したドイツ軍人(国防軍、武装親衛隊)のうち、次の条件を満たす者に授与された。 少なくとも14日(空軍将兵は30日)の戦闘に参加した。 負傷により戦傷章を授与された。または凍傷などを負った。 少なくとも60日の従軍期間を有する。 また、ドイツ軍人以外では次の者も授与対象となった。 戦死者。 ドイツ国防軍の指揮下に入っていた同盟国軍人。 総統への忠誠宣誓を行い、ドイツ国防軍と共に戦った外国人部隊等の軍人。(オランダ人、フランス人など。武装SS外人義勇兵部隊(ドイツ語版)も参照) ドイツ国防軍の指揮下に入り、ドイツ国防軍と共に戦った外国人部隊等の軍人。(ウクライナ人、ベラルーシ人など) 女性 その他の外国人 授与の対象となる期間は後に延長され、最後の授与式典は1944年10月15日に行われた。授与式典は大隊長や現地の上級将校等が個別に行った。第2ボタンホールにリボンを通す(同じ形で二級鉄十字章のリボンを佩用する場合はその下に通す)か、左胸ポケット上に略綬を固定することで佩用した。 制服の第2ボタンホールに1941年/1942年東部戦線冬季戦記章のリボンを着用した陸軍大佐(ゲルハルト・シュミートフーバー)。 ドイツ赤十字社の従軍看護婦。ネクタイに二級鉄十字章と1941年/1942年東部戦線冬季戦記章のリボンを取り付けている。 左胸ポケット上、白兵戦章の下に二級鉄十字章(向かって左)と1941年/1942年東部戦線冬季戦記章(右)の略綬を着用した陸軍伍長。 リボンを三角折りにした1941年/1942年東部戦線冬季戦記章。外国人へ授与されたものと考えられる。
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