持株会社として設立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 04:49 UTC 版)
「新日鉱ホールディングス」の記事における「持株会社として設立」の解説
新日鉱ホールディングスは、日本鉱業株式会社(1929年設立)の流れを汲む、石油元売大手の株式会社ジャパンエナジーと銅製錬国内首位の日鉱金属株式会社の持株会社として2002年(平成14年)9月に発足した。なお、両社はもともと日本鉱業の石油事業と金属事業が分離したものである。 日本鉱業は明治期、日立銅山を拠点とする久原鉱業に端を発し、現在の日立製作所や日産自動車を派生、昭和初期にこれらを包括する持株会社・日本産業を設立して新興財閥化(日産コンツェルン)した。 戦後解体後は単独企業に戻ったが、新たに石油事業を急拡大。その後、同社の石油販売部門を分離して設立した共同石油を吸収し、同時に発祥事業である金属部門を分離して日鉱金属を設立。石油事業のみとなった日本鉱業は日鉱共石に商号を変更し、さらにジャパンエナジーに改称する。 日立グループ、日産自動車グループ、その他の旧日産系各社とは現在資本関係はほとんど無いが、相互の取引を若干優先する程度の意識的なつながりはある(日産生命破綻のときなども社員の契約が多く問題化した)。
※この「持株会社として設立」の解説は、「新日鉱ホールディングス」の解説の一部です。
「持株会社として設立」を含む「新日鉱ホールディングス」の記事については、「新日鉱ホールディングス」の概要を参照ください。
- 持株会社として設立のページへのリンク