手=唐手とは? わかりやすく解説

手=唐手(からて)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 23:21 UTC 版)

手 (沖縄武術)」の記事における「手=唐手(からて)」の解説

「手」とは、琉球語第一義にはもちろん手首から先の部位のことであるが、元来武術限らず手法』を意味する言葉でもある。武術家がこの語を使う場合は、「…の武術もしくは、単に「武術一般意味する言葉であったそれゆえ明治唐手家たちにとって、「手」といえば単に唐手(からて)のことを意味していた。[要出典] 唐手(からて)という訓読み語は、後述するように明治30年代唐手(とうで、琉球語トーディー)という音読み語から創られた。唐手(とうで)の言葉の起源不明であるが、佐久川寛賀唐手佐久川(とうでさくがわ)とあだ名されていたことから、19世紀初頭頃から使用されていたと推測されている。例えば、安里安恒は「唐手と云ふ名が判然世の中知り亘(わた)るやうになったのは、赤田唐手佐久川からである」と述べている。 佐久川20代の頃、進貢船乗って中国留学し当地中国武術学んだとされる。この佐久川帰郷して伝えたのが、今日空手起源一つとなる武術だったのだろう。それゆえ佐久川帰国した当時は、唐手(とうで)とは文字通り「唐(中国の手」、すなわち中国武術の意味であった可能性考えられる。それが廃藩置県までの約80年間を通じてそれ以前存在した沖縄手」と融合しながら、独自の唐手(とうで)に変化遂げていったものと思われる。いずれにしろ、唐手(とうで)は佐久川以降19世紀初頭からはじまった比較新し武術だったのである。[要出典]

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