戸波江二とは? わかりやすく解説

戸波江二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/19 00:11 UTC 版)

戸波 江二(となみ こうじ、1947年4月9日 - )は、日本法学者。専門は憲法教育法違憲審査制を中心に研究する。早稲田大学名誉教授。元司法試験第二次試験考査委員(2004年まで)。芦部信喜門下。

来歴

人物

芦部信喜東京大学名誉教授)の門下生である。芦部の著書である『憲法』(岩波書店)のはしがきには、当時筑波大学教授であった戸波が、同書及び『国家と法Ⅰ』(放送大学教材)の執筆に関わったことが書かれている(これらの著書に戸波独自の考えは反映されていない)。

研究テーマ

  • 国の人権保護義務
  • 科学技術と人権
  • 被害者の人権
  • 違憲審査制の活性化

在外研究

社会的活動

  • IT時代の選挙運動に関する研究会委員
  • ドイツ憲法判例研究会代表

学説

脚注

  1. ^ 戸波江二『憲法』(地方公務員の法律全集1)(ぎょうせい、1998年)175頁等
  2. ^ 前掲書453頁等

著書

  • 『憲法』(地方公務員の法律全集1)(ぎょうせい、1992年)- 新版は1998年
  • 『ゼミナール憲法裁判』(日本評論社、1986年)
  • 『考える憲法』(共著)(弘文堂、1988年)
  • 『人権』Sシリーズ(有斐閣、1992年)
  • 『統治機構』Sシリーズ(共著)(有斐閣 1992年)
  • 『新憲法学習のとびら』(日本書籍、1994年)
  • 『憲法[第3版]』別冊法学セミナーNo.128、129(共著)(日本評論社、1994年)
  • 『ドイツの憲法判例』(法学書院、1996年)
  • 『ユーブング憲法[第2版]』法学教室増刊(共著)(有斐閣、1997年)
  • 『憲法[補訂版]』現代青林講義(共著)(青林書院、1997年)
  • 『在外選挙:外国の制度と日本の課題』(共著)(インフォメディア・ジャパン、1998年)
  • 『人間・科学技術・環境:日独共同研究シンポジウム』(共編著)(信山社出版、1999年)
  • 『ドイツの最新憲法判例』(信山社出版、1999年)
  • 『子ども中心の教育法理論に向けて』(共著)(エイデル研究所、2006年)
  • 『やさしい憲法入門(第3版)』(法学書院、2006年)

所属学会

  • ドイツ憲法判例研究会 (代表 、国内 )
  • 日本公法学会
  • 全国憲法研究会
  • 日本教育法学会
  • 日米法学会
  • 日独法学会
  • 法政策学会
  • 日本高等教育学会

関連項目

外部リンク


先代
-
ドイツ憲法判例研究会代表
1992年 - 2013年
栗城壽夫との共同代表)
次代
鈴木秀美
先代
辻村みよ子
憲法理論研究会事務局長
1994年 - 1996年
次代
元山健
先代
右崎正博
全国憲法研究会事務局長
1997年 - 1999年
次代
浦田一郎




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「戸波江二」の関連用語

戸波江二のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



戸波江二のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの戸波江二 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS