戦闘 [編集]
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/20 11:34 UTC 版)
「ドルーリーズブラフの戦い」の記事における「戦闘 [編集]」の解説
5月15日、北軍北大西洋封鎖戦隊の海軍中佐ジョン・ロジャーズが指揮する分遣隊がモンロー砦からジェームズ川を遡りリッチモンドの防御度を試そうとした。この戦隊には鉄装甲艦USSモニター(ウィリアム・N・ジェファーズ海軍大尉指揮)、USSガリーナ(旗艦)、スクリュー推進砲艦USSアルーストック、外輪船USSポートロイヤルおよび2軸スクリュー鉄装甲艦USSノーガタックで構成された。 午前7時45分、ガリーナが砦から600ヤード (540 m)以内に接近し投錨したが、ロジャーズが発砲できる前に南軍の砲弾2発が装甲の薄い艦体を貫通した。戦闘は3時間以上におよび、その間にほとんど留まったままだったガリーナは45発の砲弾を受けた。その乗組員の報告では14名が戦死または致命傷、10名が負傷という損失になった。モニターもしばしば目標にされたが、その厚い装甲で持ち堪えた。その乗組員にとって不幸なことに、搭載砲が川面から110フィート (33 m)の高さにある南軍の砲台まで打ち上げられなかった。ノーガタックはその100ポンド・パロット施条砲が暴発した時に後退した。2隻の木製砲艦は大型大砲の射程外に留まっていたので無事だったが、ポートロイヤルの艦長が狙撃兵の銃撃で負傷した。午前11時頃、北軍戦隊はシティポイントまで撤退した。
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