外輪船とは? わかりやすく解説

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がいりん‐せん〔グワイリン‐〕【外輪船】

読み方:がいりんせん

外車船


外輪船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/26 07:24 UTC 版)

外輪船(がいりんせん)は、推進器として水車型の装置である外輪を使う船。外車船パドル船とも。


  1. ^ ロバート・テンプル著、牛山輝代訳『中国の科学と文明』河出書房新社、2008年、改訂新版。ISBN 9784309224862、pp.325-329.


「外輪船」の続きの解説一覧

外輪船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/23 20:28 UTC 版)

トーマス・セイヴァリ」の記事における「外輪船」の解説

セイヴァリは、無風時の海戦での経験をもとに、舷側パドル)を放射状取り付けた車輪回して推進する船(後世の外輪船)を考案した。その採用海軍本部提案したが、採用されなかった。彼は冷遇されたことにひどく立腹したとされ、その後小さボート小型装置取り付けてテムズ川実演した。そのボート断面図を右に示す。 彼自身述べたところでは、8名の乗員キャプスタン回してボート動かし、全セール開いたケッチ(2本マスト帆船)やその他の船追い越した観衆はその装置有用であると賞賛し、新聞はそれを大きく取り上げたとのことであった。彼はその製作に、既に当時200ポンド出費しており、それ以降、外輪船を諦めている。S.スマイルズは、当時大きな軍艦を扱うには、人力頼っている限り実用性疑わしかったであろう評している。

※この「外輪船」の解説は、「トーマス・セイヴァリ」の解説の一部です。
「外輪船」を含む「トーマス・セイヴァリ」の記事については、「トーマス・セイヴァリ」の概要を参照ください。


外輪船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 02:22 UTC 版)

蒸気船」の記事における「外輪船」の解説

詳細は「外輪船」を参照 外輪アイデアローマ時代からあった事が確認されているが、人力駆動ではオールの方が適していた。 初期蒸気船は、船の側面後ろ石炭燃料としたレシプロ機関の力によって動く外輪、または外車とも呼ばれる大きな推進器持った外輪船、外車船(パドル・ホイーラー)であった。この外輪船は正しくパドル水面を掻くために喫水一定に保つ必要があったが、水深浅くて走れるため穏やかな河や沿岸航行するには適していた。しかし、左右舷側配置外輪では、駆動軸設計製造簡単な代わり波浪流氷などで外輪破損したり、波高船体傾きによって左右推進力一定伝わらないこと、また、効率の低いボイラー大量に消費する石炭を積む必要がある、といった問題があり、外洋航海には適していなかった。その後給炭地の整備蒸気機関改良などによって航続距離伸び外洋横断できるまでになった1829年フランスのエリアン・ガロウェーは、パドルが常に垂直になるように改良した外輪考案した

※この「外輪船」の解説は、「蒸気船」の解説の一部です。
「外輪船」を含む「蒸気船」の記事については、「蒸気船」の概要を参照ください。

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