戦後直後 - 1960年代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 09:17 UTC 版)
「発展場」の記事における「戦後直後 - 1960年代」の解説
戦後直後から1960年代頃までは、出会いや発展の場といえば野外の公園やトイレ(事務所)、映画館の暗がりなどが中心で、東京では「男娼の森」といわれた上野公園を始め、日比谷公園、信濃町駅最寄りの権田原という公園のような場所が有名だった。権田原は二丁目にゲイタウンができる前頃は、都内で最も有名な発展場だった。大阪では阿倍野区旭町(天王寺公園の近く)が男娼の森と呼ばれた。上野公園ではある夜、警視総監が見回ったら、男娼の一人に殴られたというエピソードがあり、日比谷公園は相手を求めるゲイで夜ごと賑わい、GHQ本部(第一生命会館)に近かったこともあり、中には米軍人もいた。また各地には発展できる映画館もでき始めていた。
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