慣用句・常套句・名文句
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 00:31 UTC 版)
烏を用いた慣用句などには次のようなものがある。 烏の行水(すぐに風呂から上がってしまうこと) 烏の足跡(目じりのしわが足跡のように見えることから) 烏の髪(黒髪のこと) 烏の鳴かぬ日はあっても(この後に続けて毎日何かが行われる様子を書く強調表現) 濡烏・烏の濡れ羽色(しっとりと濡れたような黒色。黒髪を指す場合が多い) 闇夜に烏(見分けがつかないことの例え) 三羽烏(さんばがらす、三人組のたとえ) 烏合の衆(統制の取れていない集団をさす言葉) 「カラスが鳴くから、帰ーろうっ」(男子)/「カラスが鳴くから帰りましょ」(女子) - 夕方になって子供たちが遊びを仕舞にし、「みんな家に帰ろうよ」という時の合図のように使われる。 「ねぐらへ帰る烏が二羽、三羽」(アナウンサーである松内則三が、1929年(昭和4年)秋の東京六大学野球早慶戦3回戦の実況の際、夕暮れの神宮球場の情景をラジオで伝え、これがレコード化されたため著名になった文句) 烏を食べる(英語で屈辱を耐える、恥を忍ぶの意) 月夜烏(秋の季語。夜にうかれて騒ぐカラスから転じて夜遊びする人を指す)
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