慣用句としての照魔鏡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/20 23:08 UTC 版)
以上の要素から転じて、「真実を照らし出して見る・あばきあげて見る」という表現として照魔鏡は「照魔鏡に照らす」などの慣用表現としても使われている。 明治時代以降は、秘密・隠蔽事項や裏事情・ゴシップをあばく印刷物(書籍や雑誌記事)、怪文書などに「照魔鏡」と冠した題がつけられている。 廓清会『文壇照魔鏡』(1901年、与謝野鉄幹に対してのもの) 吐月峯「財界照魔鏡」(1911年、『日曜画報』1巻39号 記事) 「遊郭照魔鏡」(1916年、『紅灯ロマンス』所収) 安谷量衡『照魔鏡 正信問答』(1931年) 浅野和三郎『照魔鏡 正信と迷信の識別標準』(1935年) 南博『社会心理照魔鏡』(1956年)光文社 稲垣武「マスコミ照魔鏡」(1996年~2008年、『正論』での連載)
※この「慣用句としての照魔鏡」の解説は、「照魔鏡」の解説の一部です。
「慣用句としての照魔鏡」を含む「照魔鏡」の記事については、「照魔鏡」の概要を参照ください。
- 慣用句としての照魔鏡のページへのリンク