意見募集稿との相違点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 08:50 UTC 版)
「通用規範漢字表」の記事における「意見募集稿との相違点」の解説
漢字の総数は8300字から233字が削られ、新規に38字が追加された結果、8105字に減った。 意見募集稿になかった漢字が2級に9文字、3級に27文字の計36字が追加収録された。 意見募集稿時に示された漢字の内、計8文字の等級が変化した。 ピンイン順の『簡繁漢字対照表』に代えて、収録番号順に3820の規範字と繁体字または異体字の関係を記した『規範字と繁体字、異体字対照表』が付され、異体字との関係が明確になった。 本文の最後に示していた、字の用法に関する注釈は8字を除いて、『規範字と繁体字、異体字対照表』に統合し、注釈の形式も繁体字を主体に置くように変わった。注釈が付いた字数は68字から、本表8字+対照表52字の計60字となった。 異体字扱い取りやめ候補6字の内、「濛」と「硃」は取り消されて、復活しなかった。 意見募集稿時に示された「琴」などの漢字44字の字形変更は取りやめとなった。 意見募集稿の説明に示されていた、1986年の国務院指示に従い「本字表以外の字は、もう類推簡化しない」という文言が消されたため、本表以外漢字の簡体字処理をどうするかは不明である。 意見募集稿の『簡繁漢字対照表』に示されていた「繁体字の字形はまだ規範としていない」という文言が消されたが、対照表に示された繁体字の字形の規範性は不明である。
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意見募集稿との相違点
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「通用規範漢字表」の記事における「意見募集稿との相違点」の解説
意見募集稿の『簡繁漢字対照表』では示されなかった、異体字の関係も一緒に収録した。 簡体字となっている字が繁体字ともともと別字でもある場合は、繁体字の欄にそれを示し明確にした。(意見募集稿では「*」を付記。) 字の用法に関する注釈は、意見募集稿では本文の表の最後に示していたが、8字を除いて、この対照表に統合した。 『簡繁漢字対照表』ではピンイン順に配列していたものを、『通用規範漢字表』の番号順に変更した。 『簡化字総表』に見えるが収録しない簡化字が49字から31字に減った。 『簡繁漢字対照表』で簡繁関係に変更された「伫(佇)」を従来通り「伫[佇竚]」の異体字関係に戻した。 『簡繁漢字対照表』で変更された「冲(沖衝)」を、従来通りの「冲(衝)」に戻した。
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