意見募集稿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 08:50 UTC 版)
2009年8月12日に公表された『通用規範漢字表(意見募集稿)』は、一般教育に必要な一級字3500字、出版等に必要な二級字3000字、人名、地名、科学技術、文語などに必要な1800字の合計8300の簡体字を基準にした漢字表となっていた。各漢字は級ごとに分けた上で、総画数、筆画の方向、部首順に配列され、通し番号が付けられた。 統計データを元に必要な漢字を列記した上で、異体字の扱いが考慮された。一般国民の用字習慣を尊重して、主に人名と地名に用いる異体字、例えば『璦琿条約』の「珲」(「琿」)など51字を回復させた。 社会の通用領域では本表に準拠して漢字を使用するが、必要な場合は表外の字を用いても構わず、その場合は、歴史的に通用する字形を用いるとされた。
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