情報の発信と国際機関への働きかけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 18:03 UTC 版)
「国際協同組合同盟」の記事における「情報の発信と国際機関への働きかけ」の解説
1895年の設立時に掲げた協同組合間での情報の交換を実現するという目標に従って、翌1896年から各種統計の収集が始まり、1908年には『国際協同組合情報』(後の『協同組合レビュー』)が創刊された。2006年からは、各国政府や国際機関に協同組合等の重要性を広めることと、協同組合間での成功モデルや革新的アプローチの共有を目的に、世界の主要な協同組合等の売上高上位300のランキング「グローバル300リスト」の公表をはじめた。 こうした情報の収集と発信だけでなく、大会・総会をはじめとした各種会議の開催を通じても各国の協同組合の相互理解は促進され、さらに各国政府や国際機関に対しても協同組合セクターの存在を認識させる役割を果たしている。また、日常的なロビー活動によって、国際連合や国際労働機関などで、協同組合の果たす役割を積極的に評価する決議が度々なされている。 1995年には、国連によって国際協同組合デーが認められ、事務総長がこれを支持する演説を行った。
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