急速ろ過池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/04 08:34 UTC 版)
ろ過池は計32池あり、荏原インフィルコ株式会社(現在の株式会社荏原製作所)製のGLF(グリンリーフフィルター)自然平衡型ろ過池(長さ9.10m、幅7.90m、有効水深5.15m、有効容量61.9m3/池)ユニットを採用している。これは表面洗浄(表洗)は場内給水ポンプ(φ150mm、吐出流量3.1m3/min、揚程50m、電動機出力45kw、2台)及び回転式表面洗浄装置4基を用いるが、逆流洗浄(逆洗)はユニット内の他のろ過池で処理したろ過水を用いるもので、真空サイフォン及び堰を用いた単純で保守管理の容易な優れたシステムである。逆洗工程終了後にスローダウン(SD)及びスロースタート(SS)工程を含めた洗浄制御でクリプトスポリジウムの被害を防いでいる。通常の洗浄は任意に決定されたろ過池を自動工程で洗浄する様になっている。
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急速ろ過池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/22 02:44 UTC 版)
重力式レオポルドブロックろ床式で14池あり、1池内法長10.2m、幅13.15m、深さ3.6m、1池当たりのろ過面積は110m2、ろ過速度は150m/日、洗浄方式は逆洗浄(逆洗)及び回転式表面洗浄(表洗)装置であった。これら14池のろ過池は、管廊を挟み7池ずつ両側に並列配置としていた。
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急速ろ過池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 03:14 UTC 版)
ろ過池は1群及び2群の計28池あり、荏原インフィルコ株式会社(現在の株式会社荏原製作所)製のGLF(グリンリーフフィルター)自然平衡型ろ過池(長さ16.9m、幅10.25m、有効水深6.99m、有効容量143m3/池)ユニットを採用している。これは表面洗浄(表洗)は表洗ポンプ(φ400mm×200mm、吐出流量12.0m3/min、揚程50m、電動機出力150kW、2台)及び回転式表面洗浄装置8基を用いるが、逆流洗浄(逆洗)はユニット内の他のろ過池で処理したろ過水を用いるもので、真空サイフォン及び堰を用いた単純で保守管理の容易な優れたシステムである。逆洗工程終了後にスローダウン(SD)及びスロースタート(SS)工程を含めた洗浄制御でクリプトスポリジウムの被害を防いでいる。ろ過層はアンスラサイト(層厚30cm)及び砂(層厚30cm)を用いた重力固定二層ろ過方式及び単層ろ過池(層厚60cm)を採用している。前者は砂のみを用いた単層ろ過方式と比較してろ高が上がりにくいという長所を有しているが、反面ろ材が砂と比較して軽い短所がある。したがって洗浄水量をやや少なめにしないとアンスラサイトが流出したり、沈殿処理水の流入をうまく調整しないとろ材が不陸を起こすので、ろ過池制御は注意を払う必要がある。通常の洗浄は任意に決定されたろ過池を自動工程で洗浄する様になっている。
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