後縦靱帯骨化症

デジタル大辞泉

こうじゅうじんたい‐こっかしょう〔‐コツクワシヤウ〕【後縦^×靭帯骨化症】

読み方：こうじゅうじんたいこっかしょう

椎骨(ついこつ)を連結している靭帯が骨化する病気。特定疾患の一。進行すると脊柱管が狭くなり、神経が圧迫され、知覚障害や運動障害などの神経障害を引き起こす。首筋や肩甲骨周辺のしびれ・痛みが指先・上肢・下肢に広がり、手指の細かい作業や歩行が困難になる。原因は不明。治療法は、頸椎(けいつい)を固定する保存的治療、消炎鎮痛剤・筋弛緩剤などによる薬物療法などがあり、症状が重い場合は手術治療が必要となる。OPLL（ossification of the posterior longitudinal ligament）。

介護用語集

後縦靱帯骨化症（こうじゅうじんたいこっかしょう）

脊椎の背側の靱帯が骨化し、神経の束が通ってる脊柱管（脊髄が入っている管）が狭くなって、脊髄や神経を圧迫してしまう病気です。
特定疾患治療研究対象疾患の一つで、2号被保険者（40～64歳）が老化に伴い、この病気にかかった場合は、介護保険法の対象となります。

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後縦靱帯骨化症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/10/01 01:27 UTC 版)

後縦靱帯骨化症（こうじゅうじんたいこっかしょう、ossification of posterior longitudinal ligament (OPLL)）とは、後縦靭帯が骨化する疾患。