弓の方向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 03:56 UTC 版)
元弓から先弓に向かって毛を使う方向をダウン・ボウ(下げ弓)、逆をアップ・ボウ(上げ弓)と言い、それぞれ、の記号を使う。一般的にダウン・ボウを強拍に、アップ・ボウを弱拍に用いる。 また、だんだん弱くなる場合にはダウン・ボウが、だんだん強くなる場合にはアップ・ボウが適する。 しかし、基礎練習時に関しては別で、ダウン・ボウ、アップ・ボウ両方において、同様の表現が出来る様に(ダウン・ボウとアップ・ボウで、また根元と弓先で均一な音を出せる様に)練習をする。
※この「弓の方向」の解説は、「ボウイング」の解説の一部です。
「弓の方向」を含む「ボウイング」の記事については、「ボウイング」の概要を参照ください。
弓の方向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 03:56 UTC 版)
弦楽器を弾こうとすると、まず弓をどちらかに動かさなければならない。よほど初級の楽譜であれば、が全て書かれている場合もあるが、多くはそうではないため、自分で考えるなり指導を受けるなりして決める必要が出てくる。最初に必要になるため、「ボウイング」と言うとこのような「弓の方向決め」という意味がまず意識される場合が多い。 合奏の場合、弓の方向がパート内あるいはパート間でバラバラでは視覚的に美しくないため、弓の方向について相談する必要が出てくる。そのため、弓合わせと言えば「、の指導・統一」が大きな比重を占める結果になり、「ボウイング=弓の方向」のように意識されやすいが、次項の方が重要度は高く、弓の方向は「そろっていないと恥ずかしいから合わせる」程度のものである。 強拍がダウン・弱拍がアップ・音符が変わるたびに弓を返すが原則であるが、クレッシェンドやデクレッシェンドとの関係や、音価やリズムとの関係、他のパートの動きとの関係などで、原則通りにしない方が良い場合が多々ある。次項の求める必然性によっては、同じ音型がパート間で弓が逆に演奏されるケースも多く、「、の統一」は絶対的なものではない。
※この「弓の方向」の解説は、「ボウイング」の解説の一部です。
「弓の方向」を含む「ボウイング」の記事については、「ボウイング」の概要を参照ください。
- 弓の方向のページへのリンク