廿日市ラジオ送信所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 16:27 UTC 版)
「中国放送沖美ラジオ送信所」の記事における「廿日市ラジオ送信所」の解説
1961年4月 - 2代目送信所敷地として廿日市町字住吉新開(現在の廿日市市)に約23,000平方メートルの敷地を取得する。観音送信所の近隣に広島空港(広島西飛行場を経て現在の広島ヘリポート)が開港することとなり、67mアンテナが航空機の発着に支障をきたすとして移転を余儀なくされたことによる。 1961年8月30日 - 送信所を廿日市町字住吉に移転。送信アンテナは高さ110m、送信所は2階建て、総工費は約6,500万円。 1961年12月18日 - 廿日市ラジオ送信所を無人化。 1962年10月1日 - 周波数を現在の1350kHzに変更。 1971年12月15日 - 出力を現在の20kWに増力。 1982年9月26日 - プリエンファシスを導入。なお同年12月に広島エフエム放送が開局している。 1992年10月1日 - AMステレオ放送を開始。 1997年 - 廿日市ラジオ送信所の塔体点検時に老朽化を確認、5年程度の寿命と判断される。同一敷地内での建替は困難と判断され、送信所移転が決定される。 2003年4月14日 - 廿日市ラジオ送信所を閉所、同月17日から鉄塔の撤去作業が進められ、同月30日に完了した。送信所跡地は廿日市自動車学校に貸与されている。
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