建築形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 08:51 UTC 版)
バシリカ式(十字架型平面形)4世紀に造られはじめた初期キリスト教会の形式を受け継いでいる。単純な長方形を基礎とし、身廊と側廊を持ち、そこに直角に張り出す翼廊を加えて、十字架型を形づくるものである。ラテン十字形の平面形体に設計された大聖堂は、合理主義の傑作とも言われている。身廊は五廊式で翼廊は三廊式。交差部には楕円形のドームがあり、八角形のティーブリオに覆われている。 ドーム(中央の塔)レンガと石で造られたドームは、フィレンツェの洗礼堂と同時期の1090年に建立された。十字架の交差部分は、当初、上まで外側に囲まれた塔であったが、現在は外壁がなく、石造のドームがむき出しになっている。これはフィレンツェに代表される14世紀トスカーナ地方の教会様式を取り入れたものである。ドームを取り巻くアーケードは、1383年に完成したものである。
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建築形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 01:06 UTC 版)
回縁と心御柱はなく、内部は内陣・外陣に区切られる。間口は2間、奥行は4間(内陣・外陣各2間)の長方形である。 切妻造・妻入であり、破風や垂木には反りがなく、直線的な外観となる。 屋根 茅葺、杮葺、檜皮葺など幅広い。住吉大社の破風は直線形、妻飾りは交叉合掌型となっている。 柱 間口は2間、奥行4間とするが、中央の心御柱と正面中央の柱がない。 壁 正面中央の1か所に観音開きの扉による開口部が設けられる。 床 大社造や神明造に比べて、床は低い。 なお、建物周囲には上端を山形に切り揃えた板塀が巡らされるが、その姿には古墳祭祀における塀形埴輪との対応が指摘される。
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