府中本町駅 - 南浦和駅間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 00:01 UTC 版)
「武蔵野線」の記事における「府中本町駅 - 南浦和駅間」の解説
この区間のうち府中本町駅付近 - 北朝霞駅付近間では路線名の由来である武蔵野台地上を走行する。 府中本町駅からは旅客営業区間に入る。府中本町駅を出ると、南武線が左へカーブして離れ、武蔵野線はすぐにトンネルに入る。京王線、国道20号(甲州街道)と交差しトンネルを抜けると北府中駅。駅西側は東芝府中事業所、東側は府中刑務所がある。東京都道17号に沿って北上すると中央本線との交点にある西国分寺駅。西武国分寺線との交差地点からトンネルに入り、そのトンネル内で中央本線との短絡線(国立支線)が合流する。トンネルの合間に新小平駅があり、西武多摩湖線青梅街道駅に近接している。西武拝島線・多摩湖線・新宿線と交差し、トンネルから掘割に出るとJR東日本八王子総合訓練センターの線路群横を過ぎ新秋津駅へ。同駅は西武池袋線秋津駅に近接し、武蔵野線から西武池袋線との短絡線が分岐している。ここからは地上を進み、駅間では沿線に田園地帯が目立つ。埼玉県に入って最初の駅である東所沢駅からは車両基地である東所沢電車区へ引込線が分岐している。 この付近から線路は東方向へと変針する。関越自動車道を跨ぐと本線左側に新座貨物ターミナル駅が広がり、国道254号と交差して旅客駅の新座駅へ向かう。やや北東に変針して工場群の中を進むと、東武東上本線との接続駅である北朝霞駅。東京都水道局朝霞浄水場の脇を過ぎ新河岸川を渡り、荒川橋梁で荒川を渡るとさいたま市に入り、首都高速埼玉大宮線と交差して西浦和駅に。同駅からは東北本線への短絡線である大宮支線が分岐する。本線が東方向へ変針すると同じく東北本線への短絡線である西浦和支線が合流し、東北新幹線・埼京線をくぐり埼京線との接続駅・武蔵浦和駅へ。この付近の沿線はほとんど住宅街となっている。トンネルで丘陵地帯を抜けると東北本線(湘南新宿ライン、宇都宮線・高崎線、京浜東北線)との交差地点にある南浦和駅。ただし武蔵野線からは京浜東北線のみ乗り換えできる。
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