店のシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/26 02:58 UTC 版)
接待飲食店は概ね2種類「スナック」と「クラブ」に分類され、前者は日本のラウンジと同様なシステム(女性がマンツーマンではないが、時間制でもない)を取り、後者は一見するとスナックと差が無いものの、気に行った女性を連れ出すことができるシステムを取っており、その場合の料金は日本円で概ね25,000円~35,000円程度と指名料として1,000元程度が別途掛かる。料金はスナック、クラブともにほぼエリア内では差が無く、テーブルチャージが1,000元前後、ウイスキーボトルが5,500元~となっている。2時間1,500~2,500元の飲み放題制を取る店もあるが、これは旅行者向けのプランであり、台湾駐在員はボトルキープするのが普通である。一旦ボトルキープすると、次回はテーブルチャージ1,000元ほどで飲めるため割安感があるが、実際、店の女性たちは客のボトルからウイスキーを自らの杯(お猪口程度の大きさ)に注ぎ、それをストレートで一気飲みすることもしばしばなので、1本のボトルは入店2回分しか持たないことがほとんどである。仮に2回分持ったとき、テーブルチャージ1,000元×2回+ボトル6,000元というのが一般的なところなので、一回あたりの費用は4,000元=約12,000円(2009年4月現在のレート)と、日本に比べて割安感はあまり感じられない。 近年、台湾駐在員(日本人)の減少により、こうした店の数は減ってきている。それに従って台湾人客も増えてきているが、2008年後半より始まった景気減退により台湾人客も減ってきており、特色を打ち出せない店は淘汰されてきているのが現状である。
※この「店のシステム」の解説は、「林森北路」の解説の一部です。
「店のシステム」を含む「林森北路」の記事については、「林森北路」の概要を参照ください。
- 店のシステムのページへのリンク