広辞苑での「慰安婦・従軍慰安婦」の記載の変遷
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広辞苑 初版(1955年)慰安婦「戦地の部隊に随行、将兵を慰安した女」 1970年代以降になって「従軍慰安婦」問題が社会問題となり、日韓の外交問題にまで発展。 広辞苑 第4版(1991年)慰安婦「戦地の将兵を慰安する女性。」 広辞苑 第5版(1998年)従軍慰安婦「日中戦争、太平洋戦争期、日本軍によって将兵の性の対象となる事を強いられた女性。多くは強制連行された朝鮮人女性。」谷沢永一と渡部昇一らが、史実と異なる記述であり、イデオロギーにもとづく記述は辞書に値しないと批判。 広辞苑 第6版(2008年)従軍慰安婦「日中戦争、太平洋戦争期、日本軍によって将兵の性の対象となる事を強いられた女性。植民地・占領地出身の女性も多く含まれていた」、「朝鮮人強制連行」の項目「日中戦争・太平洋戦争期に100万人を超える朝鮮人を内地・樺太(サハリン)・沖縄・東南アジアなどに強制的に連行し、労務者や軍夫などとして強制就労させたこと。女性の一部は日本軍の慰安婦とされた。」 広辞苑 第7版(2018年)記載されず
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