広軌路線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 05:52 UTC 版)
「カタルーニャ公営鉄道」の記事における「広軌路線」の解説
2005年1月にリェイダからラ・ポブラ・デ・セグラまでの非電化広軌路線をレンフェ(スペイン国鉄)から譲渡された。この路線はカタルーニャ州で最も寂れた路線である。リェイダからバラゲーまでの区間は最近に中古レールによって改良されたが、それより北の区間はぞっとするような状態である。 FGCはこの路線に関していくつかの案を検討している。 通勤電車としてバラゲーからリェイダ間の列車を1日3本から30分間隔まで増便する。 全ての線路と枕木を交換する。 現在運用中の古い気動車を置き換えるために新しい車両を導入する。 北端部に景色の良い田園地帯があるため、観光路線としての展開。 ピレネー山脈まで延長し、可能ならばフランスの鉄道と接続するという、建設当時に計画されたが実現されなかった案もある。 近年の予算削減により、レンフェ時代よりも状態が悪化し、リェイダ-バラゲー間が1日3往復、ラ・ポブラ・デ・セグラまでは1日1往復のみの運行となった。 2015年現在[update]の運行状況は以下の通りであった。 平日: リェイダ - ラ・ポブラ・デ・セグラ間 1往復、リェイダ - バラゲー間 3往復 土曜: リェイダ - ラ・ポブラ・デ・セグラ間 1往復、リェイダ - バラゲー間 2往復 日曜: リェイダ - ラ・ポブラ・デ・セグラ間 1往復、リェイダ - バラゲー間 2往復 しかし、2019年にはシュタッドラー・GTWが導入されてサービスが改善され、平日にはリェイダ - バラゲー間が6往復、リェイダ - ラ・ポブラ・デ・セグラ間が4往復となった。
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