平成16年度入試以降の入学者選抜方法の変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 05:42 UTC 版)
「複合選抜」の記事における「平成16年度入試以降の入学者選抜方法の変更」の解説
調査書の「学習の記録」の評定に、いわゆる絶対評価を導入。 下記のように各公立高校の裁量部分を拡大。 いわゆる進学校では、下記のIII型が選択されることがほとんどで、入学者選抜における内申点の占める比率がやや低下した。 選抜方法の変更と言えるかは微妙だが、平成16年度入試以降入試問題が難化し、新傾向の出題も見られるようになった。 <全日制課程一般入学における校内順位の決定方法>(1)一般入学志願者のうち、原則として、調査書の評定得点と学力検査の結果がそれぞれともに一般入学募集人員内にある志願者が「A」とされ、これに属さない志願者が「B」とされる。 (2)校内順位の決定は「A」、「B」の順序で、調査書の記載事項、学力検査の結果、面接等の結果、その他の資料により総合的に行われる。 (3)「A」については、調査書の評定得点と学力検査の結果を同等にみたうえで、(2)の資料により総合的に校内順位が決定される。 (4)「B」については、各高等学校が次のI、II、IIIのいずれかの方法をあらかじめ選択したうえで、(2)の資料により総合的に校内順位が決定される。 I (評定得点)+(学力検査合計得点)(従来タイプ) II {(評定得点)× 1.5 }+(学力検査合計得点)(内申点重視タイプ) III (評定得点)+{(学力検査合計得点)× 1.5 }(当日点重視タイプ)※ 評定得点は調査書の9教科の評定合計(最大5×9=45)を2倍にした数値(最高90点)とする。※ 学力検査は国語、数学、社会、理科、外国語(英語)の5教科で実施し、各教科20点の配点(合計100点)とする。
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