平成・誘拐事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/18 07:12 UTC 版)
根塚 樹里(ねづか じゅり) 15歳。中学3年生。東京の中学校に通っている。父親が府知事選に立候補し大阪へ引っ越したため、週末のみ両親と過ごすために大阪へ通っていた。大阪へ向かう新幹線の車内で何者かに誘拐される。その後、無事に救出されるが、自ら森江に接触し、阿月の無実の罪を晴らしてあげてほしいと依頼する。 阿月 慎司(あづき しんじ) ラウンディング・ナイツというNPO団体の大阪支部代表。根塚樹里誘拐犯から身代金受け渡しの運搬係に指名される。なぜ自分が巻き込まれるのか理解できず、万が一のことを考え、森江に相談しておくが、犯人の弄した策に嵌っていく。 森江 春策(もりえ しゅんさく) 大阪に“森江法律事務所”を構える弁護士。刑事事件専門。阿月の依頼を受ける。「金獅子(きんじし)」というゴールデン・レトリバーを飼っているが、その大仰すぎる名前をあまり呼びたがらない。 根塚 成一郎(ねづか せいいちろう) 樹里の父親。地方省(全国の地方公共団体の実質的トップ)の第一期生で、事務次官まで上り詰めた。与党の相乗り候補として、大阪府知事選に出馬する。 寺高 今日子(てらたか きょうこ) 成一郎に大阪弁をレクチャーする、ボイストレーナー。昔は劇団女優だった。 根塚 由布子(ねづか ゆうこ) 樹里の母親、成一郎の妻。長年東京で生活してきたため、大阪へ引っ越すのには大反対した。 剣崎 芳明(けんざき よしあき) 成一郎の秘書兼選挙参謀。 来崎 四郎(きざき しろう) 森江春策の旧友。仮名文字新聞大阪本社の地方部記者。 和賀 駿(わが しゅん) 大阪府警特殊犯班。階級は警部。 谷間田(たにまだ) 大阪府警の部長刑事。 野勢(のせ) 大阪府警の刑事。 大鞆(おおとも) 和賀の部下。特殊犯班の最年少の刑事。 伊乃木 雄(いのき たけし)・富安 健治(とみやす けんじ) ビデオジャーナリスト。タレコミ電話を受け、根塚樹里救出現場を張り込んでいた。 江良根 勲(えらね いさお) 根塚樹里が監禁されていた誘拐犯のアジトと思しき廃工場で死体で見つかった男。 加古 良造・篤子(かこ りょうぞう・あつこ) 阿月慎司の養父母。
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