常磐松に存在した諸学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 09:06 UTC 版)
東京農業大学の前身である大日本農会附属私立東京農学校は1898年(明治31年)10月に常磐松御料地に移転・開校(常磐松校舎)した。1945年(昭和20年)5月25日にアメリカ軍による空襲を受けて大部分を焼失。戦後は校地を青山学院に売却して世田谷に移転した。青山学院は現在も当地に校舎を設置している。 國學院大學とその母体である皇典講究所は、1923年(大正12年)に麹町区飯田町(現・千代田区飯田橋)から、常磐松御料地(常磐松校地)及び道路を挟んで隣接する氷川裏御料地(若木校地)へ移転し、現在まで当地に設置されている。 実践女子学園の前身となる実践女学校・女子工芸学校は1903年(明治36年)常磐松御料地(渋谷校地)に移転した。実践女子大学・実践女子大学短期大学部は1986年(昭和61年)に都下日野市に移転したが、実践女子学園中学校高等学校は現在も当地に設置されている。 2014年(平成26年)に大学の文学部、人間社会学部と実践女子大学短期大学部を渋谷に移転。また実践女子大学・実践女子大学短期大学部で毎年10月(渋谷キャンパス)、11月(日野キャンパス)に開祭される学園祭は現在も「常磐祭」と称されている。 トキワ松学園は1916年(大正5年)、常磐松女学校として常磐松1番地に設立された。東京大空襲を受けて校舎を焼失、1948年(昭和23年)に目黒・碑文谷に移転した。
※この「常磐松に存在した諸学校」の解説は、「常磐松町」の解説の一部です。
「常磐松に存在した諸学校」を含む「常磐松町」の記事については、「常磐松町」の概要を参照ください。
- 常磐松に存在した諸学校のページへのリンク