巻取(帯ロープ)式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 17:00 UTC 版)
安全帯メーカー・ポリマーギヤ社が、車のシートベルトをヒントに開発した方式であり、従来の三ツ打ち・八ツ打ちロープの代わりに帯状のロープを用いて、腰元の巻取り装置に収納できる様にした構造が特徴である。本方式によるランヤードの使用時は、常に巻き取られる状態にして繰り出し長を最短にする方法と、希望する分量を予め引き出しておく方法との選択が可能であり、巻取器本体のレバー操作によってその切換を行う。ロープの周囲への引っ掛かり防止や、落下距離を最短に抑えたい場合は常に巻き取られる状態にし、引っ張られる感覚が気になるなど作業性を重視したい場合は好みの量を引き出しておく、といった使い分けが考えられる。なお、巻取式についても、平成14年改定の「安全帯の規格」に規格が盛り込まれた。
※この「巻取(帯ロープ)式」の解説は、「安全帯」の解説の一部です。
「巻取(帯ロープ)式」を含む「安全帯」の記事については、「安全帯」の概要を参照ください。
巻取式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 22:53 UTC 版)
コンビーフ用の缶切り 巻き取った状態 コンビーフ缶や一部のレーション用のもの。あらかじめ缶の周囲に付けた極浅い溝(傷)に沿って、缶の外装を帯状に巻き取る為に使用するもの。一部で、巻取鍵などと呼ばれる。缶に溶接・引きちぎりで取り外すか、あるいはシールで貼り付けで付属しているため、単独での販売はされていないし、一般にはその都度使い切りで再利用もされない。まれに缶から脱落して開ける前に行方不明になることもあり、この場合にはラジオペンチなど、他の工具で代用することがある。
※この「巻取式」の解説は、「缶切り」の解説の一部です。
「巻取式」を含む「缶切り」の記事については、「缶切り」の概要を参照ください。
- 巻取式のページへのリンク