巣鴨地蔵通り商店街
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 15:07 UTC 版)
高岩寺の門前町。巣鴨駅から都電荒川線庚申塚停留場までの道路沿いに、約800メートルにわたって広がる商店街である。 元は中山道の一部で、幹線道路として巣鴨駅前を通る国道17号がバイパスとして設置されたことで、現在の道路行政としての名称は「旧中山道」となっている。ただし、国道17号の通称が「中山道」となっているのは西巣鴨交差点以北で、同交差点以南は無名または別の通称で呼ばれ、当寺院周辺では上述のように「白山通り」と呼ばれている(しかし、とげぬき地蔵入口交差点の北側にある歩道橋には「中山道」と書かれている)。歩行者が多いこともあって、自動車は巣鴨駅方向からの一方通行となっており、時間帯によっては自動車の通行自体が制限されている。女性の高齢者が多く訪れることから、「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる。 商店街は、寺院の門前での出店のほか、甘味処、食事処、和菓子屋、高齢者向けの洋品店、衣料品店など高齢者を意識した店舗が多い。参拝客にとっては、そこでの買い物や食事を楽しむことも、目的の1つとなっている。高齢者に配慮して路上禁煙や自動体外式除細動器(AED)設置などが実施されているほか、地元の巣鴨信用金庫が休憩所やトイレを無料開放している。この商店街で知り合い、友人になった高齢者を「がもとも」と呼ぶ。
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