川越線指扇駅 - 日進駅間列車火災事故
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「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「川越線指扇駅 - 日進駅間列車火災事故」の解説
★2007年1月21日 8時8分頃(列車火災事故〈踏切障害に伴うもの〉、列車脱線事故) 埼玉県さいたま市北区のJR東日本川越線指扇駅 - 日進駅間(現:西大宮駅 - 日進駅間)を走行中の川越発(指扇8時4分発)埼京線・東京臨海高速鉄道りんかい線直通新木場行き上り列車(205系電車10両編成、列車番号708F)が、日進第一踏切(起点の大宮から約4.1km)で小型乗用車と衝突した。列車の運転士は時速約70kmで走行中、踏切の手前で乗用車が遮断機が作動しているのにも関わらず踏切に進入してくるのを認め、非常ブレーキをかけたが間に合わず、列車は乗用車に衝突し、踏切を約160m過ぎて停止した。乗用車は4号車(モハ204-388)の進行方向左側付近で激しく炎上し、列車の窓ガラスが破損し、列車の外板および客室内の座席などに類焼した。この事故により列車は自走不能となり、乗用車を運転していた21歳の女性が死亡した。 さらに13時1分頃、この踏切事故で自走不能となった列車を別の205系電車が救援していた際、救援列車のATSブレーキが作動したが事故編成のブレーキが作動せず、衝突し脱線した。この2件の事故の影響で川越線は終日運転を見合わせた。当該編成の中間車(モハ205-386、モハ204-388)が2両廃車され、京葉線205系ケヨ21編成中間車付随車2両を連結し、ハエ24編成は復活した。
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