岩波基礎数学選書
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「岩波講座 基礎数学」の記事における「岩波基礎数学選書」の解説
岩波基礎数学選書では、「基礎数学」の中から学部程度の基礎教科に相当するものを選んで1990年から1991年にかけて再出版している。選書になった全16巻は「線型空間・アフィン幾何」「解析入門」「多様体論」「群論」「現代解析入門」「2次形式」「ホモロジー代数」「集合と位相」「確率論」「ジョルダン標準形・テンソル代数」「環と加群」「体とガロア理論」「複素解析」「位相幾何学」「微分幾何学」「関数解析」である。品切れ後も、要望に応じて復刊されていたこともあった。 分冊形式であった基礎数学を灰色のハードカバーの一冊本としてまとめ、索引を付した。A5判。また、章末問題に解答・ヒントを付した。基礎数学では別タイトルであった巻を一冊にまとめたものもある。巻頭には「刊行にあたって」と題された小平邦彦の短文がある。内容は各巻に共通である。
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