岩波市民講座とは? わかりやすく解説

岩波市民講座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/09 08:00 UTC 版)

岩波講座」の記事における「岩波市民講座」の解説

岩波市民講座は、1964年から1979年まで開かれていた、岩波書店主催市民向けの公開講座の名称。元々は、1957年岩波文庫創刊30年岩波新書創刊20年記念して岩波文化講演会」として始められ全国数十ヶ所で時に参加者1000人を超える大規模な講演会が行なっていた(~1990年代)。これに対し、岩波市民講座は数回にわたる小規模小人数講義形式とし、できる限り体系的な学問・研究知識聴講者得られるようにした。第1回目大内兵衛による「世界経済天気図南風競わず―」(6月4日)。会場この年開業した東京新宿紀伊國屋ホールで、毎週木曜日午後1時半から。1968年4月からは、神田神保町岩波ホール午後2時から。この他1965年から1966年にかけて、仙台市広島市名古屋市静岡市福岡市金沢市でも開催した1979年からはより高度な内容の「岩波市民セミナー」に移行している。 講座の内容は、雑誌図書』に掲載されることもあり、なかには大塚久雄社会科学方法――ウェーバーマルクス』(1966年)のように岩波新書として出版されたものもある。

※この「岩波市民講座」の解説は、「岩波講座」の解説の一部です。
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