岡部周治とは? わかりやすく解説

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岡部周治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/24 16:20 UTC 版)

岡部 周治
おかべ しゅうじ
生年月日 1891年4月17日
没年月日 (1967-11-30) 1967年11月30日(76歳没)
出身校 法政大学専門部法律科 卒
前職 農業
所属政党 立憲政友会→)
日本社会党→)
右派社会党
称号 勲五等双光旭日章
従五位
親族 岡部駒次郎(父)
赤石武一郎(岳父)
衆議院議員
当選回数 1回
在任期間 1952年10月 - 1953年3月
群馬県会議員
当選回数 1回
在任期間 1942年 - 1945年
群馬県議会議員
当選回数 1回
在任期間 1947年 - 1951年
強戸村長
在任期間 1939年 - 1940年
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岡部 周治(おかべ しゅうじ、1891年明治24年〉4月17日[1] - 1967年昭和42年〉11月30日[2][1])は日本の政治家衆議院議員(1期、日本社会党)、群馬県議会議員(2期)、群馬県新田郡強戸村長

経歴

1891年(明治24年)4月17日、群馬県新田郡強戸村大字強戸(現・太田市強戸町)に岡部駒次郎・よし夫婦の次男として生まれる[1]。生家は地主で、父駒次郎は群馬県会議員・強戸村長を務めた[1]1909年(明治42年)群馬県立太田中学校(現・群馬県立太田高等学校[1]1911年(明治44年)東京府青山師範学校第二部[1]1915年大正4年)に法政大学専門部法律科を卒業する[2][1]

家業の農業に従事し、戦前は強戸村農会長、東毛乾繭販売利用組合理事、新田郡農会長、県農地委員会委員などを歴任[1]。群馬県農業会理事・同副会長を務めた後、戦後は県蚕糸業会理事、県地方森林会議員、強戸村農業協同組合長、群馬県販売農業協同組合連合会長などを歴任した[1]

1939年(昭和14年)から1940年(昭和15年)にかけて強戸村長に在職[1]1942年(昭和17年)から1945年(昭和20年)まで群馬県会議員を1期、戦後も1947年(昭和22年)から1951年(昭和26年)まで地方自治法のもとで群馬県議会議員を1期務める[1]。当初は政友会に属したが群馬県議会議員の時は日本社会党に所属して県支部連合会副会長も務め、のち右派社会党中央委員となる[1]

1952年(昭和27年)、第25回衆議院議員総選挙群馬2区から右派社会党で出馬し、当選する[3][1]。衆議院議員を1期務め、1953年(昭和28年)の第26回衆議院議員総選挙には出馬しなかった。

群馬県遺族会評議員も務めていた[1]

1967年(昭和42年)11月30日、自宅で心不全により死去、76歳[1]。死没日をもって勲五等双光旭日章追贈、従五位に叙される[4]。菩提寺・墓所は太田市強戸町の曹洞宗瑞光寺[1]。群馬県会議員を務めた新田郡宝泉村の赤石武一郎は岳父[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 群馬県議会事務局 編『群馬県議会史』 別巻《群馬県議会議員名鑑 現代編》(第一次改訂版)、群馬県議会、1993年12月1日、59頁。doi:10.11501/9639872 (要登録)
  2. ^ a b 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』149頁。
  3. ^ 『朝日選挙大観』467頁。
  4. ^ 『官報』第12309号14-15頁 昭和42年12月25日号

参考文献

  • 『日本人物情報大系 第30巻』(皓星社、2000)
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 群馬県議会図書室編『群馬県議会議員名鑑 現代編』群馬県議会、1993年。
  • 朝日新聞選挙本部編『朝日選挙大観』朝日新聞社、1997年。

関連項目

  • 須永好 - 岡部が強戸村の地主層を代表したのに対し、同村の小作人層を代表した。両者とも日本社会党に所属し、衆議院議員となった。



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