岡豊城跡とは? わかりやすく解説

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岡豊城跡

名称: 岡豊城跡
ふりがな おこうじょうあと
種別 史跡
種別2:
都道府県 高知県
市区町村 南国市
管理団体
指定年月日 2008.07.28(平成20.07.28)
指定基準 史2
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 岡豊城跡は高知県のほぼ中央高知平野北辺国分川面した標高94mの岡豊山に築かれ山城で、戦国大名長宗我部氏居城である。長宗我部氏鎌倉時代以来土豪で、元親により土佐国統一し天正13年(1585)に四国をほぼ制覇した長宗我部氏岡豊城拠点構えたのは15世紀考えられ、一旦落城したものの、のちの高知城に城を移そうとした天正16年ころまで機能した。城の東麓には城下町存在した丘陵頂上部に「詰」、「二ノ段」、「三ノ段」「四ノ段」などから構成される主郭部があり、その下方斜面には壮大な横堀土塁竪堀群がみられ、堅固な守りである。瓦は多量に出土しており、瓦葺建物存在したことが知られるが、元親が土佐平定した「天正三」や「瓦工泉州」の銘をもつ瓦があり、建物年代や瓦の生産地示唆する出土遺物からみて、国親・元親のころには機能充実させていたことがうかがえる。岡豊城跡は四国戦国期城郭代表する遺跡であり、長宗我部氏土佐一国から四国支配広げる過程や、織豊体制へと組み込まれる変遷内包し極めて重要な城跡である。


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