小隊の常識人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 07:44 UTC 版)
優しく生真面目な性格でケロロ小隊唯一の常識人として、ケロロたちのせいでバラバラに崩れていく漫画の展開をまとめる役割をする。小隊の中では地球人に最も信頼されており、お仕置きを受けることはほとんどない。また弱者や子供に寛大なところがあり、カララとチロロ(アニメではカララとタルル)が誤って地球を消去しそうになってしまった時も、「昔から無邪気と申すように、無い邪気をどうやって裁けよう(悪意のない存在を怒ることは出来ない)」とコメントするほど出来た人。それゆえタママに「この人がいなくなってしまったら、このマンガはどうなってしまうんだろう」と危惧されてしまう。 前述のように地球を愛する心を持つため、小隊の地球侵略作戦にはほとんど参加せず、ドロロの絵が描かれた板を作戦会議の席に置いていることもある(ただし、武力を用いない「平和的だ」と判断したものには参加している)。またケロロたちの作戦やケロロ個人の行いで地球が滅亡しかけたとき、ドロロによって阻止されたことがしばしば。そしてケロロ小隊や地球がピンチに見舞われた時に駆けつけることが多く、ある意味物語の収集をつけるキャラクターである。 侵略作戦会議に参加しない一方で、小雪と共に町のパトロール、基地内での無農薬野菜の栽培、ゴミ拾いなどを真面目にいつも行っている。また敵性宇宙人による地球及び地球人に対する悪行を食い止め続けている。 しかし、話が盛り上がっているところでいきなり登場しクドクドと説教を始めたり、寝込んでいるケロロの横で湿っぽい昔話を始め周りをどんよりとさせたりと、クルル曰く「ギロロ以上に空気は読めない」。 また他の主要メンバーと比べると忍野村での若干偏った知識を得ているためかケロロたちに比べると日本のことに詳しい。しかし、やはり地球人と考え方の根本的な違いがある。古めかしい言葉を使うだけあって漢字に詳しく、非常に達筆。
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