小池の失踪とある計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 08:44 UTC 版)
「四重奏ゲーム」の記事における「小池の失踪とある計画」の解説
調べて行くうちに小池が殺されたのかもしれないと考え次第に4人も結束力が強くなるが、そんな中4人の楽器の弦が切られたり、黒板に脅迫文が書かれたりと、小池の失踪について調べる4人の行動を制御させようとする事件が起こる。 類から「手を引く?」と問われるが、笑たちは「このまま引き下がるのはくやしい」と、猛反対。 演奏会前日、ホテルの部屋で演奏会プログラムを見ながら考え込む、同校OB・伊集院英至。彼のマネージャー・エリザベート・シュテルンから、「いよいよ明日は、演奏会ね」と聞かれ、感慨にふける姿に「答えになっていない」と言われる、伊集院。 だが彼は、プログラムに記載されている曲目・「虹」に目を留め(この曲…?)とある疑問を抱く。 ついに演奏会当日。全校生徒たちが、生で伊集院に会える事に大騒ぎしている。すると、校内の駐車場に黒塗りの車が停まり、多くの外国人が降り立った。生徒達は、「伊集院さんの関係者かな?」と不思議に思う。校内を歩いていた孝純は、受付係の女生徒から、アンケート用紙を受け取り(大げさだなー)と疑問に思う。 ついに本番。笑が「あがってきちゃった」と妙子に告げると孝純も「オレもあがってきちゃった…」と。本番直前なのにと、怒る妙子に先述のアンケート用紙の件を話す、孝純。用紙を手にした、笑はこの演奏会の本来の目的に気付く。笑は、「あの人たちは伊集院英至の関係者じゃない!」と、オークションの出席者である事を告げた。自分達の演奏に、感想を伝えるふりをして楽譜を落札するつもりだと知った一同は、自分達が利用されていた事に驚く。 笑は、このオークションを失敗に終わらせようと、ある作戦を思いついた。開演数分前。会場内の放送室で、案内役の女生徒に変更を伝える孝純と類。いよいよ開演時間。場内に、曲目変更を伝えるアナウンスが、流れ始めた。曲目は、「四重奏ゲーム」。実はこの曲、副科でピアノを専攻している類の作った曲なのだ。顔色が変わる、神田。驚く伊集院。演奏が始まり、外国人客が「話が違う」と騒ぎ出し、次々と退席して行く。オークションの妨害と演奏会を成功に終わらせた4人。
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