小児のHIV感染のCDC分類
【概要】 アメリカでは13才未満を成人とは別に扱っている。1993年に思春期以降のHIV感染症の分類が成立したことをうけて、1994年に小児用の分類システムを作成した。
【詳しく】 臨床カテゴリーをN:無症状、A:軽症、B:中等症、C:重症に分類。免疫学的なカテゴリーを、1:免疫不全なし、2:中等度免疫不全、3:重度免疫不全に分類。これらを組み合わせてN1~C3までの12種類になる。 免疫学的なカテゴリーは年齢によって次のように分ける。(1)12ヶ月未満では、1:CD4数≧1500または≧25%、2:CD4数750-1499または15-24%、3:CD4数<750または<15%、(2)1~5才では、1:CD4数≧1000または≧25%、2:CD4数500-999または15-24%、3:CD4数<200または<15%、(3)6~12才では、1:CD4数≧500または25%、2:CD4数200-499または15-24%、3:CD4数<200または15%で判定する。

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