臨床病期
【概要】 HIV感染症の時期による区別。最近は、急性感染症、無症候HIV感染症、進行したHIV感染症、エイズ発症というような大まかなものになっている。CDCの分類も使いにくい。
【詳しく】 感染後の経過日数には個人差があるが、今どのような時期にあるか、どのような危険があるかを把握するために便利な概念かもしれない。しかし強力な抗HIV療法の導入で、一方的に悪化して死に至る病気ではなくなり感染者の経過やQOLが大きく変化してきた。治療法の選択や比較に使える分類法はない。このため「感染して**年、CD4細胞数は***、HIV RNA量は***、薬は***の人」と言った方が業界ではわかりやすい。

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