小児のHIV感染の定義
【定義】 日本の定義は次の通り。 [1] HIV感染あり:(1)子供が18ヶ月未満でHIV抗体陽性であるか、HIV陽性の母親から出生し、かつ、HIV分離が1回以上陽性またはHIV PCR陽性またはHIV(p24)抗原陽性の場合。(2)HIV陽性の母親から出生した18ヶ月以上か、血液製剤の注射を受けたか、性的接触をした子供が、ELISA法とWB法でHIV抗体が陽性、またはHIV分離陽性、またはHIV PCR陽性、またはHIV(p24)抗原が陽性の場合。 [2] 周産期曝露:上記の範疇に属さないが、(1)HIV抗体が陽性の18ヶ月未満の子供。(2)HIV陽性の母親から生まれた抗体未検査の子供。 [3] 抗体陰性化:HIV陽性の母親から生まれた子供が、HIV陰性(6-18ヶ月で2回以上、18ヶ月以後なら1回)であり、HIV感染を示す検査データがなくエイズを定義する状態がないもの。
《参照》 小児のHIV感染のCDC分類、 CD4

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