将校制帽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:15 UTC 版)
「軍服 (第二次世界大戦の米陸軍)」の記事における「将校制帽」の解説
勤務服着用時に被る制帽である。ダーク・シェイドのOD色の制帽であり、正面には真鍮製のアメリカ国章の帽章が付いている。バンド部分はより明るいOD色のモヘヤを編んだもの。帽子の鍔と顎紐は革であり、顎紐のボタンはアメリカの国章がデザインされた真鍮製である。 陸軍航空軍のパイロットはヘッドホンの使用や飛行服のポケットに突っ込めるよう、頂部の針金を取り除いて形を崩したり、鍔を柔らかい作りにした「クラッシュキャップ」の使用を認められていた。特に爆撃機のパイロットはクラッシュキャップを被る者が多かったという。「50ミッション・クラッシュキャップ」とも呼ばれ、50回出撃した証だとされていた。 将校制帽 通常の将校制帽を被るドワイト・D・アイゼンハワー大将(1943年) 陸軍航空軍で使われたクラッシュキャップを被るフィリップ・コクラン(英語版)(1944年)
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