将校用勤務服
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:15 UTC 版)
「軍服 (第二次世界大戦の米陸軍)」の記事における「将校用勤務服」の解説
1942年11月4日に将校用にOD色のウール地の勤務服が承認された。上記の勤務制服との違いは、胸ポケットの中央にプリーツが入っていて蓋が波型になっていたことである。上襟には将校を示すUS記章を付け、下襟には兵科章(歩兵科将校なら交差したマスケット銃を象った記章)を付けるが、将官の場合は兵科章は使用しない。肩章も付けられており、それで階級を表示する。この上衣は「グリーン」と呼ばれており、これとライト・シェード・ドラブ色(グレーがかったカーキ色)の「ピンク」と呼ばれるズボンと一緒に着用するスタイルは「ピンク・アンド・グリーン」と呼ばれた。 将校用勤務服には同型の夏期用も存在する。夏期用の布地にはコットン、レーヨン、ウステッド、ギャバジンが使用され、洗濯しやすいようにボタンの取り外しができた。 将校用制服(オランダ・国立1944-1945解放博物館の展示物) 上衣とズボンが同色の濃いOD色の通常の将校制服(左)。濃いOD色上衣とライト・シェード・ドラブ色のズボンを組み合わせた「ピンク・アンド・グリーン」のスタイル(中央)(ルクセンブルク・クレルヴォー(ルクセンブルク語版)のバルジの戦い博物館の展示物) ドワイト・アイゼンハワーの夏服(ワシントンD.C.・国立アメリカ歴史博物館の展示物)
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