封鎖解除1日目とは? わかりやすく解説

封鎖解除1日目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 13:19 UTC 版)

東大安田講堂事件」の記事における「封鎖解除1日目」の解説

警視庁警備部は8個機動隊動員し1月18日午前7時医学部総合中央館医学部図書館からバリケード撤去開始投石火炎瓶などによる全共闘学生抵抗を受けつつ、医学部工学部法学部経済学部等の各学部施設封鎖解除し安田講堂包囲午後1時頃には安田講堂への本格的な封鎖解除開始された。 しかし、強固なバリケードと、上部階からの火炎瓶ホームベース大の敷石投石ガソリン硫酸といった劇物散布など、学生予想上の抵抗遭った警察側指揮官佐々淳行警視庁警備部警備第一課長・当時)は「なるべく怪我をさせずに、生け捕りする」ことを念頭に置き封鎖解除進めたために、全共闘学生への強硬手段とれない機動隊苦戦強いられた記している。ただし、機動隊催涙弾装填したガス銃学生向けて発射しており、そのために学生側には負傷者複数発生した。また学生側島泰三は、警察側攻撃計画が「建物攻略する城攻めには驚くほど無知」で「実にずさんだった」と評している。午後5時40警備本部作業中止命令18日作業終了した。 なお、午後に神田地区お茶の水付近)で「全都学生決起集会」が呼応する形で開かれデモ隊組織して街頭で機動隊衝突している。デモ隊東大目指したが、本郷三丁目駅付近まで到達したのが限界で、午後9時には解散した

※この「封鎖解除1日目」の解説は、「東大安田講堂事件」の解説の一部です。
「封鎖解除1日目」を含む「東大安田講堂事件」の記事については、「東大安田講堂事件」の概要を参照ください。

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