封入されている玩具の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 04:38 UTC 版)
「ガシャポン」の記事における「封入されている玩具の変遷」の解説
カプセルトイの封入されている玩具は、かつてはカプセルトイ草創期のメーカーである日商貿易やコスモスなどの製品にみられたような幼稚園から小学校の子供を対象とした物が主であり、バンダイの製品もキン肉マン消しゴム(キン消し)、SDガンダム消しゴム(ガン消し)などが作られていた。主として使われる素材はダイキャスト → プラスチック → 塩ビ / PVC(同じ“塩ビ”でも最低3度の素材変更が確認出来る)の推移で変わっているが、その時代の低コスト素材を使っているという台所事情も現している。 バンダイのガシャポン自体を現在の知名度に上げた代表的な商品にガシャポンHGシリーズがある。1994年のウルトラマンを皮切りに販売が開始され、造形・彩色が話題となり、子供のみならず大人も巻き込みヒットした。その後、ガンダムや仮面ライダーシリーズをはじめ、ドラゴンボール(無印・Z・GT・改)、スーパーロボット、ゴジラ、(正確にはHGシリーズではないが)セーラームーン、ポケットモンスターなど数々のシリーズを展開する大ヒット商品となった。また、俗にいうオタク向け商品なども増えていく。後にブランド名をHGIFやHGCORE、DGシリーズなどに変更し継続されていったが、2010年代以降から現在はリアルフィギュアシリーズのリリースは停滞気味になっている。
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