対戦車任務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/04 07:45 UTC 版)
「M1 90mm高射砲」の記事における「対戦車任務」の解説
装甲戦闘車両の主砲として試作されたT7がM3 90mm砲となった。試射は1943年初頭にM10駆逐戦車を載せ代えて行われた。この砲はM36ジャクソンやM26パーシング重戦車が装備した。 マズルブレーキを備えたT14、初速を975m毎秒に増加させたT15、それをさらに改良したT18、砲身短縮を試みたT19、装輪車両に搭載するT21やより大型の装薬を利用するためにM101 105mm榴弾砲の砲尾を利用したT22などM3を元にしたいくつかの試作派生型が開発された。これら派生型はどれも制式採用されなかった。 大戦後にT15はより高初速でタングステン砲弾を発射可能なT54として開発が続いた。このT54はM47およびM48パットン戦車、M56スコーピオン対戦車自走砲などの主力装備となった。
※この「対戦車任務」の解説は、「M1 90mm高射砲」の解説の一部です。
「対戦車任務」を含む「M1 90mm高射砲」の記事については、「M1 90mm高射砲」の概要を参照ください。
- 対戦車任務のページへのリンク