寂照とは? わかりやすく解説

じゃくしょう〔ジヤクセウ〕【寂照】

読み方:じゃくしょう

964〜1034]平安中期天台宗の僧。京都の人。俗名大江定基文章博士(もんじょうはかせ)となったが、妻を失って出家長保5年1003入宋し、杭州浙江(せっこう)省)で没した。「寂昭」とも書く。


寂照

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 03:26 UTC 版)

寂照(じゃくしょう、応和2年(962年)頃? - 景祐元年(1034年))は、平安時代中期の天台宗文人参議大江斉光の子。俗名は大江定基(おおえ の さだもと)。寂昭・三河入道・三河聖・円通大師とも称される。


  1. ^ から連れて行った女性(『今昔物語集』)、赤坂宿遊女力寿(『源平盛衰記』七、『三国伝記』十一)、の2つの説がある。『道済集』に、参川入道(寂照)が任地に連れてきた女性が亡くなった後に、都の姑の所に行き、再び任地に戻った際に詠んだ和歌が記されていることから、京から連れて行った女性の説が正しいと考えられている。(竹鼻績『今鏡(下)』講談社学術文庫、1984年)
  2. ^ 小記目録』
  3. ^ a b 『小右記』天元5年正月10日、5月8日
  4. ^ a b 『今昔物語集』19巻2話
  5. ^ 今鏡』第9 348段


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