きゃっかんてき‐かんねんろん〔キヤククワンテキクワンネンロン〕【客観的観念論】
客観的観念論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 16:37 UTC 版)
「チャールズ・サンダース・パース」の記事における「客観的観念論」の解説
連続主義の心身問題への応用として、精神と物質の連続性が帰結する。「精神の法則」においてパースは次のように述べている。 私が提示した原理によって次のことが要請される。すなわち、これらの[色や音などの]感覚は連続的に神経に伝達されるから、それらに似た何かが刺激源自体にあるはずだと。 これがパースの「客観的観念論」(objective idealism) の立場である。客観的観念論によれば、「物質は退化した精神であり、物理法則は凝り固まった習慣である」。観念の作用を司る法則が宇宙の最も根本的な法則であり、物理法則はあくまでその特殊な現れに過ぎない。
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