宗教科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 01:32 UTC 版)
専攻科として宗教科を持っている。なお、類似したものとして、身延山高等学校では僧侶を目指す生徒のために普通科内に「仏教コース」が設けられていたり、比叡山高等学校では僧侶を目指す生徒のために、別枠で宗教の単位を取得させ、寮生活が行われる「宗内生」という制度が設けられているが、高野山高校の宗教科は高等学校課程では日本で唯一の宗教専攻学科である。 学校の中で最も華があり、思いやりの心も所作も美しく、宗教科ではない生徒も自然と優しさや温かさ・日本の高い精神文化の一端を学んでいる。 卒業すれば准教師の資格を得られる。なお僧侶の資格(僧階)の取得は出来ないものの、高野山大学や高野山専修学院などに進学すれば僧階を取得できる。 宗教科の在籍中に得度、理趣経加行、護身法加行を終わらせるほか、希望があれば夏休み期間中などに四度加行を受ける事ができる。これにより高校在学中に真言宗の僧侶の資格を取得する事が可能である。 宗教科は他のコースに比して行事も多い。四国遍路実習(1番から12番までを徒歩で巡礼)や水行、各法会などが行われる。修学旅行ではハワイに行き、ハワイの高野山真言宗の寺院にて国際交流が行われたり、えひめ丸事故にてなくなった人々の慰霊を行ったりする。
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