存在を巡る論争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/05 08:15 UTC 版)
誕生後、PR活動に精を出していたが、翌2016年(平成28年)7月に着任した福井祐輔下田市長(当時)が「外国の偉人をゆるキャラにしてちゃかすのはどうか」と発言したことにより勃発。青年部側は「敬意は払っている」と反論、両者の溝は埋まらず、市長は在任中オフィシャルな場において否定的な発言を繰り返してきた。ぺるりんの活動自体は制限されていないものの、市長の発言の中には「私の出席する行事には出てほしくない」旨のものもあり、実際、ぺるりんが出席することを理由に市長が行事への出席を急遽キャンセルしたこともあった。 一方、下田市の広報誌「広報しもだ」において、ぺるりんの活動報告・今後の活動予定を紹介する目的で不定期に掲載されていた「ハローぺるりん」コーナーが、2018年(平成30年)4月号より突如何の説明もなく掲載が打ち切られ、再開することなく現在に至る。 また、下田商工会議所へ交付しているぺるりんの運営経費への補助金も削減されたことから、不足分を補填すべく商工会議所では「ぺるりん応援基金」を設立、寄付を呼びかけている他、市民有志が商工会議所の許諾を得てキャラクターグッズを各種開発・発売しており、売上金の一部を活動資金として寄付する動きも出てきている。 市長によるぺるりんの存在を否定する言動の背景には、市長が初当選した2016年(平成28年)6月の下田市長選において、下田商工会議所が対立候補であった当時の現職市長の側について応援していたことへの意趣返しであるとの見方が強い。
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